久保建英はまさかの出番なしでジダンにアピールできず! 主力温存のマドリーはヘタフェと痛恨のドロー

2021年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

CBにBチームのチュストを起用

両軍とも決定打を欠き、マドリード・ダービーはスコアレスドローに終わった。(C) Getty Images

 現地時間4月18日に先行開催されたラ・リーガ第33節で、1週間前にクラシコを制した2位のレアル・マドリーが、久保建英が所属する15位のヘタフェの本拠地に乗り込んだ。

 マドリーからレンタル中の久保は2試合ぶりのベンチスタートとなった。

 故障やコロナ感染、出場停止などでメンバーが揃わず、CBにBチームのチュストを起用せざるを得なかったマドリーに対し、立ち上がりに攻勢をかけたのはヘタフェ。だが、FKにオリベラが合わせた6分のシュートはGKクルトワの好セーブに防がれ、4分後のアランバリの一撃は惜しくも枠を外れる。

 23分にも、マクシモビッチが上げた左サイドからのクロスをマタがヘッドで捉えるも、シュートはポストに阻まれる。

 主砲のベンゼマやクロースをベンチに温存し、なかなか攻撃の形が作れないマドリーは28分、マルセロのクロスにCFで先発起用されたマリアーノがヘッドで合わせたが、惜しくもティモールにクリアされる。

 スコアレスで折り返した後半も押し込まれ気味のマドリーは、58分にカウンターからピンチを招くも、エネス・ウナルのシュートはクルトワの攻守で防ぐ。

 65分にたまらずベンゼマを投入したものの、流れは変えられず。78分にもアランバリに際どいシュートを浴びたが、ここもベルギー代表守護神が防ぐ。

 試合はこのままスコアレスドローで終了。マドリーにとっては痛恨の引き分けとなった。

 マドリー復帰に向けて、ジダン監督の前でアピールしたかった久保は、4試合ぶりにまさかの出番なしに終わっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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