メッシと2ショットを求め同僚が次から次へと…異例の“フォトセッション”が話題!「リスペクトと存在感が明らかに」

2021年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「バルサでは最後の決勝戦となったかもしれない」

トロフィーを掲げ、笑顔を見せるメッシ。(C)Getty Images

 熱戦冷めやらぬピッチ上で繰り広げられた、リオネル・メッシの"フォトセッション"がちょっとした注目を集めている。

 バルセロナは現地時間4月17日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の決勝で、アスレティック・ビルバオと激突。今年1月に行なわれたスーペル・コパ決勝(●2-3)のリベンジマッチとなったなか、60分にデヨングが右サイドから送り込んだクロスに、アントワーヌ・グリエーズマンが左足で合わせて均衡を崩すと、63分にはジョルディ・アルバのクロスからフレンキー・デヨングがヘッドでねじ込み、あっという間に2点のリードを奪う。

 その後も攻撃の手を緩めぬバルサは、68分と72分にもメッシがダメ押しの2点を奪い、完全に勝負あり。終わってみれば4-0の大勝で、見事に雪辱を果たした。

【動画】12分で圧巻4発!バルサが3年ぶり最多31回目の国王杯制覇!

 ただエースの"活躍"は、長いホイッスルが鳴っても終わらない。トロフィーを手に記念撮影をしていると、いつの間にか周りをチームメイトが取り囲み、2ショットを求める順番待ちの列が出来ていたのだ。それに対し、メッシはひとりずつ笑顔で応じるのだった。

【動画】周りには順番待ちの列!メッシは1人ひとり笑顔で2ショットに応じる
 なんとも微笑ましい光景には、英紙『Daily Mail』が「トロフィーとの記念撮影?それともメッシ?バルサの選手たちが英雄とスナップショットを撮るために列を作った」と伝えれば、スペイン紙『AS』では、「ドレッシングルームでのリスペクトが映し出されたメッシのビデオ」と題し、去就も絡めて以下のように映像を紹介している。

「これはクラブ史上31度目のコパ・デル・レイ制覇後に行なわれた、祝賀会のひとつである。去就が未確定のメッシがキャプテンとしてトロフィーを掲げ、主役となった。このビデオは、バルサでは最後の決勝戦となったかもしれないアルゼンチン人クラッキのドレッシングルーム内でのリスペクトと、存在感を明らかにしている」

 今回の記念写真は惜別の一枚となるのか。一方ではクラブ会長が「メッシがバルサで続けることを望むと確信している」と発言するなど、残留説も浮上しているが……。今後の動向に世界中から注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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