「人生で最も簡単」オランダ代表FWの衝撃シュートミスに世界驚愕!英紙は悪夢のトッテナム時代を回想

2021年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スパーズ史上最悪の移籍のひとつ」

思わぬ形でトッテナム時代の“失敗”をほじくり返されることになったヤンセン。(C)Getty Images

 トッテナムのファンは、苦い記憶を思い出したかもしれない。

 現地時間4月15日に開催されたCONCACAFチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1回戦・第2レグ、モンテレイ(メキシコ)対パントージャ(ドミニカ共和国)の一戦。衝撃のミスが起こったのは、前者が2-1、2戦合計で5-1と大量リードで迎えた74分だった。

 なおも攻め込むホームチームは、ゴール前でどフリーとなっていたオランダ代表FWフィンチェント・ヤンセンに、左サイドからの絶妙なクロスが送り込まれる。あとは押し込むだけという状況にだったが、次の瞬間、まさかの事態は起こった。

 あまりの決定機に慌てたのか、ヤンセンは上手くボールを右足に当てることができず、結果かかと近くで放ったシュートは目の前のゴールではなく、枠の外へ。外す方が難しいような千載一遇のチャンスを逃してしまったのだ。

【動画】どうしてそっちへ…元トッテナムFWヤンセンの衝撃シュートミス
 本人もがっくりとうなだれた衝撃のプレーに、スペイン紙『AS』が「彼にとって人生で最も簡単なゴールだった」と伝えたほか、英紙『Daily Mail』では「これが今シーズンのワーストミスなのか?」と見出しを打ち、大きく期待を裏切ったトッテナム時代にスポットを当てている。

「6ヤードボックス(ペナルティボックス)内にいたヤンセンは、あまりに簡単なチャンスだった。しかしボールはヒールに当たってしまい、苦しいほど大きく跳ね返った。彼にとっては忘れたい瞬間である。ヤンセンのプレミアリーグへの移籍は、スパーズ史上最悪の移籍のひとつとして記録されており、リーグ戦でのゴールはわずか2点だった」

 不本意な形で再び脚光を浴びる格好となった26歳。ただ、この試合の14分には鮮やかなゴールを奪っており、結局第2レグも3-1で快勝したモンテレイのベスト8進出に貢献している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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