【横浜】札幌戦3-1逆転勝利の要因は?指揮官が評価した「1点入れられた時のリアクション」

2021年04月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤の選手交代も的中

「最高の試合内容で終われたと思います」と語ったポステゴグルー監督。写真:徳原隆元

[J1リーグ10節]札幌1-3横浜/4月16日(金)/札幌ドーム

 クラブ創設25周年の記念試合でモチベーションも高いホームの北海道コンサドーレ札幌に先制された横浜F・マリノス。前節のベガルタ仙台戦でも攻め続けながらもスコアレスドローに終わっていただけに、嫌なムードが立ち込めた。

 試合後に取材に応じたポステゴグルー監督は「自分たちがまずはチャンスを作ったなかで、なかなか決め切れず、セットプレーから1点を失ってしまった。自分たちで難しい状況を作ってしまった」と振り返る。

 失点直後にチャンスを迎えたものの、相手GKのビッグセーブもあり、得点が奪えない時間が続いた。

 それでも指揮官は「ただ、1点入れられた時の選手たちのリアクションの素晴らしかった。最後まであきらめずチャンスをモノにする姿勢が見えた」という。
 
 終盤には水沼宏太、天野純、渡辺皓太、ティーラトンと続けて交代カードを切ると80分には天野のクロスからオナイウ阿道が、82分には水沼のクロスから前田大然がゴールを決めた。

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 さらにアディショナルタイムにはティーラトンのクロスからエウベルがネットを揺らすも、VARが介入。オンフィールドレビューの結果、直前のプレーでハンドがあったとしてノーゴールとなるが、90分+9分にそのエウベルが正真正銘のゴールを決め、3-1で逆転勝利を収めた。

 これには指揮官も「同点にして、2点目を奪いに行く。2点目を決めても3点目を奪いに行くと本当に素晴らしい試合が出来た」と選手たちを称賛した。

 今季は開幕の川崎フロンターレ戦こそ0-2で敗れたが、その後8試合は無敗を続けている横浜。この日の逆転勝利を勢いに、連勝街道を走れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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