「我々はコロナを抑え込んだのだ」韓国側の“マナー違反”の指摘に中国メディアが怒りの反論!「そっちのコーチもマスクを外していた」

2021年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「韓国のメディアは必死に中傷している」

韓国戦で声援を送る中国のファン。※写真は敵地で開催された第1戦のもの。(C)Getty Images

 中国女子代表は4月13日、東京五輪のアジア予選プレーオフ第2戦に臨み、延長戦にもつれこむ死闘の末、アグリゲートスコア4-3で勝利。日本行きのチケットを手にした。

 中国国内では、コロナ禍の厳しい状況を乗り越えて目標を達成した選手たちに称賛の声が続々と寄せられるなか、苦言を呈したのが、惜しくも初出場を逃した韓国のメディアだ。『Inter Football』が、「マスクなし、声を出しての応援、時間稼ぎ。中国は選手も観客もマナー違反が炸裂した」と題した記事を掲載するなど、複数のメディアが、とりわけスタジアムに足を運んだ1万3000人以上の観衆のコロナ対策が甘かった点を糾弾した。

 この指摘に中国のメディアは反論している。ポータルサイト『ソーフー』は「韓国のメディアは必死に中傷している」と見出しを打った記事で、次のように綴った。

【PHOTO】惜しくも東京五輪出場ならず… 韓国女子代表の女神、イ・ミナの厳選フォト
「韓国メディアの指摘は偏っている。多数の観衆を入れたことに疑問を呈しているようだが、中国はパンデミックの抑制で良い結果を出し、観客を迎え入れられる環境があるのだ」

 さらに、有名なスポーツコメンテーターのハン・チャオシェン氏のコメントを掲載し、"反撃"を締めくくっている。

「韓国のファンは叫ばないのか? 攻撃する時にスタンドの歓声はなかったのか? 韓国のコーチングスタッフはマスクを脱いでいたのは正しいのか? スポーツにおいて、声援で審判に圧力をかけるのは当然だ。ルールで禁止されているのか?」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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