【神戸】古橋亨梧がチームを救う4試合連続弾! それでも唇を噛むワケ「やっぱり2点目を取れる力をもっと…」

2021年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「センタリングを上げてくれる確信があった」

古橋がチームを救う同点ゴールを挙げた。写真:徳原隆元

[J1リーグ9節]神戸1-1清水/4月11日(日)/ノエビアスタジアム神戸

 相手にボールを保持される展開のなか、古橋亨梧が終盤に決めた同点ゴールで神戸がしぶとく勝点1を手にした。

 立ち上がりから多くの時間で清水に主導権を握られた。相手の前線からの激しいプレスに苦戦し、なかなか自分たちのサッカーができない状況が続くなか神戸は、74分に先制点を奪われる。それでも終盤に猛攻を仕掛けると、88分にペナルティエリア左でボールを拾った初瀬亮からのクロスを、古橋が右足で合わせて1-1のドローに持ち込んだ。

 貴重な同点弾を挙げた古橋は試合後のフラッシュインタビューで、チームを救った自身のゴールシーンについて、「(初瀬)亮は必ずセンタリングを上げてくれる確信があったので、相手の前に入ったら良いボールが来た。あとは決めるだけでした」と振り返った。
 
 それでも、ここまで3連勝中だった神戸にとっては痛恨のドロー。古橋は、追加点を奪えなかった悔しさを露わにした。

「90分通して難しい試合で、先に先制されてこっちも連係が上手くいかなかった。追いつけたのは良かったですけど、でもやっぱり2点目を取れる力をもっとつけなければいけないなって思います」

 この試合の得点が自身にとって4試合連続での得点となったが、「みんなのサポートのおかげ」と感謝を示しつつ、「やっぱり勝ちに繋がるゴールをこれからも求めていきたい」と意気込みを口にした。

 神戸は次戦、17日にアウェーで湘南ベルマーレと対戦。古橋の5戦連続ゴールにも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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