【J1ベストイレブン】3選手が「7.5」の高採点!MVPは大車輪の活躍を見せたFC東京のエース|8節

2021年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

広島の浅野、徳島の岸本もそれぞれファインゴール

【8節のベストイレブン】

 J1リーグは4月6、7日に各地で第8節の10試合を開催した。ここでは、今節の全試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 今節の主役は、2ゴールを記録し、大車輪の活躍でチームの勝利に貢献したFC東京のディエゴ・オリヴェイラだ。

 北海道コンサドーレ札幌戦で先発したD・オリヴェイラは、前半のうちに退場者が出た窮地に献身的な守備でも貢献。さらにカウンターの起点となり、59分には力強いドリブルでキム・ミンテのレッドカードを誘う。直後のFKを左足で合わせ先制弾を決めると、24分には自ら得たPKを決めた。目まぐるしく変わる試合展開にも冷静さを失わず、チームを勝利に導いたFC東京のエースを採点『7.5』で今節のMVPとした。

 同じく『7.5』を記録した2選手もピックアップ。サンフレッチェ広島の浅野雄也は巧みなヒールキックで鮮やかに相手をいなし、味方との連係から正確なショットで先制点をマーク。続けて相手のミスから加点し、前半のうちに勝負を決める2得点を奪った。

 徳島ヴォルティスの岸本武流は、3連続CKに、3連続シュートで食らいつき決勝弾。一度は相手GKのファインセーブに遭うものの、こぼれ球にも素早く反応する嗅覚も発揮した。

 両チームからはさらに一人ずつを選出。広島からは、アンカーとしてゲームをコントロールし、先制点もアシストした川辺駿、徳島からは、キッカーを務め、安定した守備で無失点勝利に貢献した岩尾憲もチョイスした。

【動画】2021年J1リーグ第8節、編集部厳選ベストイレブン!
 
 そのほか、湘南ベルマーレのGK谷晃生は、数的不利の状況でもゴールを許さず勝点奪取に貢献。浦和レッズのDF岩波拓也は、セットプレーから先制弾を決め、前方へのパスも光った。横浜F・マリノスのチアゴ・マルチンスは攻撃的なチームを支え、セレッソ大阪の攻撃陣に起点を作らせなかった。

 さらに、決勝アシストと終盤のスーパークリアで魅せた鹿島アントラーズのDF永戸勝也、多彩なパスさばきでゲームメイクしたアビスパ福岡のMF前寛之、センスあふれるバックヘッドで決勝弾を奪ったヴィッセル神戸のFW古橋亨梧を選出している。

【PHOTO】J1第8節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!
 

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