「私ももう年だから…」韓国女子代表のカリスマ、イ・ミナが東京五輪プレーオフを前に熱き想いを吐露!

2021年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

アジア最後の1枠を懸けて、4月8日&13日に中国と激突!

悲願の五輪初出場なるか。韓国とイ・ミナの“最終決戦”がいよいよ始まる。(C)Getty Images

 いよいよアジア最後の1枠を争う、重要なホーム&アウェーが開催される。

 東京五輪・女子サッカー競技のアジア最終予選プレーオフで、韓国代表と中国代表が激突。コロナ禍で2度の延期を余儀なくされたが、晴れて4月8日(韓国)と13日(中国)で実施される運びとなった。

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 韓国女子サッカー界にとっては悲願の五輪初出場が懸かる大一番だ。ホームゲームでの第1戦を前日に控え、チームの精神的支柱にして日本でもお馴染みのMFイ・ミナがオンライン会見に臨み、全国紙『スポーツソウル』がその声を紹介している。

 2018年から2年間、日本のINAC神戸レオネッサでプレーした29歳。現在は韓国国内きっての名門で古巣の仁川現代製鉄レッドエンジェルズに籍を置く。昨年夏、長きに渡って悩まされた怪我から完全復活。代表チームにもふたたび招集され、トップフォームを取り戻して中国戦を迎える。

 およそ2週間に及んだ直前の集中合宿は充実したものになったようだ。イ・ミナはチームの仕上がりに手応えを感じつつ、「いまはセットプレーを整えていて、守備のプレスの練習もたくさん行なった。準備したものをすべて見せたい」と意気込む。さらに「ずっと(試合が)キャンセルされたことで選手たちは大きく失望していたけど、やっと本当のチャンスが巡ってきた」とも語っている。

 そして、あらためて五輪への熱い想いを明かした。

「オリンピックは今回が最後のチャンスになると思う。私ももう年なので、(今回の)オリンピックにはかならず出場したい」

 日本のファンも多いイ・ミナだけに、東京五輪で再来日となれば、各会場できっと大きな後押しを得られるだろう。

 五輪の女子サッカーは16チームが参加。日本、アメリカ、ブラジル、英国、オランダ、スウェーデンなどこれまでに14チームの出場が決まっており、残るはアジアとアフリカのプレーオフで決まる2枠を残すのみだ。組合せ抽選会は現地時間4月21日、スイス・ジュネーブのFIFA本部で開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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