「子どもじみている」ハーランドにまさかのサインを要求した副審に痛烈批判!敵将ペップの見解は?

2021年04月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「ほかの選手たちの前でやるべきじゃない」

父親の古巣でもあるシティとの初戦はノーゴールに終わったハーランド。試合後にまさかの要求が…。(C)Getty Images

 世界に名だたる超一流選手と試合で一緒となり、記念に思い出を残そうとするのは、対戦相手の選手だけではない。

 現地時間4月6日のチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝第1レグ、マンチェスター・シティ対ドルトムントの試合後、副審がドルトムントのエースであるアーリング・ハーランドにサインを求めた。『BT Sport』のカメラが様子をとらえ、世界で話題となっている。

【画像】前代未聞?副審のサイン要求に応じるハーランド

 一部からは、副審に対する批判の声も寄せられた。元マンチェスター・ユナイテッドのオーウェン・ハーグリーブスは「ファンでもいいが、ほかの選手たちの前でやるべきじゃない。正しくない」と話している(英『talkSPORT』より)。
 
 また、シティのOBであるジョリオン・レスコットも「ああいうことをするのに正しいタイミングなく、審判団にとって良い前兆にならない。子どもじみている」と、行為を非難した。

 しかし、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「その話は耳にした。私は見ていないが。彼はファンなのかもしれないね」と、副審をこう擁護している。

「どうしてダメなんだ?審判団は見事だった。試合は問題なかった。彼らは完璧で正しかった。息子さんか娘さんのためだったのかもしれない。彼らは良い仕事をした。それだけだ。なんでもないことさ」

 試合はドルトムントが84分、ハーランドのアシストからマルコ・ロイスが同点弾を決めて追いついたが、90分にフィル・フォデンが決勝点を挙げたシティに1-2で敗れた。ドルトムントは14日のホームでの第2レグで逆転を目指す。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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