フォデンの劇的勝ち越し弾でマンCが先勝!ドルトムントは84分に追いつくもあと一歩及ばず【CL】

2021年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合終盤にドラマ

先制点を奪ったデ・ブルイネ(右)。(C)Getty Images

 現地時間4月6日、チャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝・第1レグが行なわれ、イングランドでマンチェスター・シティとドルトムントが激突した。

 立ち上がりは五分五分の展開のなか、19分にシティが幸先よく先制点を奪う。ハーフウェイライン付近でのパスカットから速攻を仕掛けると、最後はマハレズの右サイドからの折り返しに、デ・ブルイネがダイレクトで放った右足のシュートでネットを揺らした。

 1点ビハインドとなったドルトムントは反撃に出たいが、得点ランキングトップのエース、ハーランドにボールを集められず、攻撃の形を作り出すことができない。それでも37分、ベリンガムが相手守護神エデルソンのトラップが大きいと見るや、猛然とチャージをかけカット。無人のゴールへ流し込むだけとなるが、ボールを奪った際のプレーがファウルと判定され、ビッグチャンスを逸してしまう。
 
 1-0で折り返すと、後半開始直後の48分にもアウェーチームに絶好機が到来。縦パスに反応したハーランドがスピードとフィジカルを生かして抜け出し、ペナルティエリア内からシュートを放つも、今度はエデルソンの好守に阻まれてしまう。

 60分には、シティにチャンス。右サイド深くからの折り返しにフォデンがペナルティエリア中央で合わせるが、GKヒッツの好セーブに遭い、追加点を奪えず。さらに、76分にデ・ブルイネ、77分にもフォデンがそれぞれ鋭いシュートを放つが、いずれもモノにすることができない。

 迎えた84分、ハーランドからのパスを受けたキャプテンのロイスがゴール。ドルトムントがついに同点に追いつく。

 このまま1-1のドローに終わるかに思われた90分にドラマが待っていた。エリア内でギュンドアンからラストパスを受けたフォデンが冷静なシュートでゴールに流し込み、劇的な決勝点を挙げる。

 試合終盤に目まぐるしくスコアが動いた一戦は、シティが2-1で勝利を収めた。雌雄を決する第2レグは14日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】見事なカウンター発動!デ・ブルイネの鮮やかな先制点はこちら

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