「本当に薄っぺらい」ご意見番ネビル、惨敗したアーセナルを酷評! 「これほど悪いのは…」

2021年04月04日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「誰よりも失望しているのは監督だろう」

リバプールになす術なく敗れたアーセナルをネビルがこき下ろした。 (C)Getty Images

 プレミアリーグが再開された4月3日、アーセナルはホームでリバプールに0-3で完敗した。

 就任からプレミアリーグで50戦目という節目の試合で惨敗したミケル・アルテタ監督は、試合後に英衛星放送『Sky Sports』で「完全に敗北に値した。あらゆるところで彼らのほうが良かった。わたしが責任を負う」と、サポーターに謝罪した。

「おそらく、リバプールはもっと大差での勝利にふさわしかった。われわれは非常に悪かった。謝罪する。今はショックを受けているよ。チームの練習ぶりから想定外だった」

『Sky Sports』のご意見番ガリー・ネビルは、「数年前のように本当に薄っぺらいパフォーマンスだ」と酷評している。

「これほど悪いのは久しぶりに見た」

 ネビルは「この結果は、アルテタがすでに分かっていたことを示している」「今夜、アルテタはシーズン後の移籍市場で必要なことが分かったはず」と、チームに手を入れる必要があると指摘した。
 
「ここからのプレミアリーグで、アルテタはより若い選手たちを見ていくに違いない。前半の彼らはエサを与えられたライオンだった。アルテタが望んでいるのは飢えたライオンだ」

 ネビルは「ファンは落胆しているだろうが、誰よりも失望しているのは監督だろう」と続けている。

「新たなアーセナルを見てきたが、今夜は古いアーセナルだった。ボロボロだった。わたしは開始からまったく気に入らなかったよ。本当にハングリーさを欠いていた。アルテタはどこに向かう必要があるか分かっている。それを確認しただけだ。確かに相手はリバプールという良いチームだった。だが、自信を欠いていたチームだ。それをまったく生かすことができなかった」

 9位と不本意な順位に甘んじているアルテタとアーセナルが、これからどのような決断を下していくのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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