【J1採点&寸評】福岡1-2札幌|最高点「6.5」は宮澤、福森、A・ロペスの3人。MOMは決勝点のDF

2021年04月03日 中倉一志

福岡――今季初出場の奈良は同点弾を挙げるも…

【警告】福岡=なし 札幌=深井(13分)、菅野(90+1分)、L・フェルナンデス(90+4分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】福森晃斗(札幌)

[J1第7節]福岡1-2札幌/4月3日/ベスト電器スタジアム

【チーム採点・寸評】
福岡 5.5
堅守をベースに素早い攻守の切り替えからカウンターを狙うという意図は明確だったが、同点直後に曖昧な守備で失った1点が重かった。選手交代でリズムを取り戻して猛攻を見せたものの、最後の精度を欠いて敗れた。

【福岡|採点・寸評】
GK
31 村上昌謙 5.5
アンラッキーな1失点目はともかく、股を抜けてきた2失点目はブラインド気味だったとはいえ止めたかった。

DF
3 エミル・サロモンソン 5.5
守備に追われた前半は攻撃面の良さを出せなかった。だが後半は何度もクロスを上げてチャンスを演出。

DF 
5 宮 大樹 5.5
身体を張ってブロックするなど集中した守備を見せたが、拮抗した試合で2失点という結果は評価できない。
 
DF
13 志知孝明 6
後半は何度も高い位置へ駆け上がり本来の攻撃的なスタイルを見せた。ポストに阻まれたシュートが惜しまれる。

DF
39 奈良竜樹 5.5(84分OUT)
怪我明けで今季初出場。一時は同点となるゴールを奪ったものの、守備面では本来の出来には遠い。

MF
6 前 寛之 6
中盤で札幌のチャンスの芽を摘み取り、後半はチームの攻撃のタクトを振るった。存在感を発揮。

MF
7 重廣卓也 6(82分OUT)
途中交代するまで個のバトルで優位に立ち、何度もボールを奪ったほか、前への推進力を発揮した。
 

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