ボールへの強度など欧州組から刺激。経験値を上げた町田浩樹は鹿島でも自ら律して「周りにも要求できれば」

2021年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和戦は「内容というより結果を追い求めて」

U-24代表のアルゼンチン戦では、上々のパフォーマンスで完封勝利に貢献。鹿島でも周囲の期待に応える活躍を見せたい。(C)KASHIMA ANTLERS

 J1鹿島アントラーズのCB町田浩樹が3月31日、オンライン取材に応じ、U-24日本代表での活動や週末の浦和レッズ戦について語った。

 U-24代表の3月シリーズではアルゼンチンとの2連戦が組まれ、町田は2戦目にフル出場。3-0の完封勝利に貢献した。

「1戦目は(0-1で)負けていたので、同じ相手に2度負けることはあってはならないし、全員で戦った結果が勝利につながったと思います」

 今夏の東京五輪まで残された時間は多くない。貴重な代表活動の場でアピールはできたのか。

「今できることはすべて出したつもり。そこで上手くいったこともあれば、上手くいってないこともあります。ただ結果を出せたのはなによりです」

 試合の中で感じるものもあれば、チームメイトから受けた刺激もある。

「ヨーロッパでやっている選手はもちろん、インテンシティというか、ボールへの強度は高いし、そこは良い刺激を練習の中でももらえていた。それはチームに戻っても還元しなければいけないし、もちろん自分もそうですけど、周りにも要求していければいいかなと思います」

 チームは直近のルヴァンカップ2節の福岡戦で5-1の完勝を収めたが、リーグ戦では2連敗中だ。敵地に乗り込む次節の浦和戦は負けるわけにはいかない。
 
「練習中の雰囲気はすごく良いですし、それはたぶん、ルヴァンに勝って良い影響も出ていると思うので、そこは引き続き、やっていかなくてはいけない。リーグ戦で勝てていないので、(浦和戦は)内容というより結果を追い求めてやっていきたい」

 浦和戦はディフェンスリーダーの犬飼智也が出場停止で不在。町田にかかる期待はいつも以上に大きくなるはず。CBとして、まずは無失点に抑え、セットプレーでは長身を武器にゴールを狙う。チームに勝点を呼び込むような活躍を見せたい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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