開幕からわずか2週間で指揮官が退陣…J3讃岐が上野山GM兼監督の辞任を発表。社長は「慰留しましたが…」

2021年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪強化部時代には多数の日本代表選手を送り出した育成マスター

開幕2戦ではベンチで指揮を執っていた上野山監督だったが…(C)J.LEAGUE

 カマタマーレ讃岐は3月31日、クラブの公式ホームページで上野山信行GM兼監督の辞任を発表した。後任はまだ未定となっている。

 上野山氏は、2014年にガンバ大阪のアカデミー本部・強化本部担当顧問に就任し稲本潤一や大黒将司など日本代表選手も数多く育てた育成マスターだ。2019年に讃岐のGM職につくと、今季からは兼任で監督職も任されていた。

 J3リーグは3月14日に開幕し、現在までに3節を消化。全15チームで争われているため、第2節の試合が無かった讃岐は第1節・AC長野パルセイロ戦は0-2、第3節・FC岐阜戦は0-4と2連敗で最下位に沈んでいる。
 
 開幕からわずか2週間での指揮官退陣に、讃岐の池内秀樹代表取締役社長は、クラブのホームぺージで以下のようにコメントした。

「2試合を終えて辞任の申し出があり、強く慰留しましたが、ご本人の強い意思を尊重して受理しました。後任監督を人選し、早急にチームの立直しに取り組みます」

 なお、4月4日(日)のJ3リーグ第4節・藤枝MYFC戦では、西村俊寛トップチームダイレクターが暫定的に指揮を執るという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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