「黙ってろ」イブラヒモビッチ、今度は母国アイスホッケー界の大御所と舌戦!「気に入らないのは…」

2021年03月30日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「スウェーデンでは自分が何をしても叩かれる」

2016年以来となる代表選出を果たしたイブラヒモビッチ。復帰戦では早速アシストをマークした。(C)Getty Images

 自らを次期国王と称した男だけに、母国のレジェンドからの批判に動じることもない。

 ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、アイスホッケー界の大御所からの批判に反論した。イタリア衛星放送『Sky Sport』が伝えている。

 発端は、NHLでも長く活躍したビョルエ・サルミングが、同国の『Aftonbladet』で「気に入らないのはスタイルだ。望むものを得られないときの言葉やジェスチャーだよ。必ずそれを得られるものじゃないからね。他人をリスペクトしなければならない」と話したことだ。

「そういう議論はドレッシングルームで、もっと抑制して行なわれるべきだ。だからこそ、彼がやっていることが理解できない。自分がベストだからといって、自分だけで、自分のやり方で全てをやることはできないんだ」
 
 これに対し、先日のワールドカップ予選で決勝点をアシストし、SNSで自身をスウェーデンの次期国王かのように自賛する投稿をしたイブラヒモビッチは、「スウェーデンでは自分が何をしても叩かれる。イタリアでは違う。俺はもっと自由だ」と、サルミングの批判を一蹴している。

「ピッチでジェスチャーをするからといって、オレがネガティブだとか、叱責しているというのは事実じゃない。俺にとっては、チームメイトがすることを称賛する方法だ。彼は俺を知らない。だから、黙っているほうが良い。ジェスチャーをするからネガティブというわけじゃない。俺はポジティブだ。自分のことを考えろ。俺は自分のことを考える」

 イブラヒモビッチが先日、バスケットボール界のキングことレブロン・ジェームズと舌戦を繰り広げたのは記憶に新しい。今回はイブラヒモビッチではなく、サルミングの発言がきっかけとなったが、自身を「神」と称する男と、他競技のレジェンドの"舌戦"は再び世界の注目を集めている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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