「個々に大きく成長」金メダル有力候補相手に善戦の森保ジャパンに五輪公式が太鼓判!「ドリブルの天才」の評価は?

2021年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

1968年メキシコ五輪以来のメダル奪取へ

敗れはしたものの、五輪公式サイトでは日本に一定の評価を下している。(C)JFAs

 IOCが若きサムライの躍動を伝えている。

 U-24日本代表は3月26日、東京五輪に向けた強化の一環で、U-24アルゼンチン代表と東京スタジアムで対戦。主導権を握り返した後半は久保建英らを中心に幾度も決定機を作るも、結局前半に奪われた1点を最後まで返せず。0-1で金メダル有力候補の強豪相手に涙をのんだ。

【動画】久保らを起点に絶好機到来も…1点に泣いた第1戦をプレイバック

 敗れはしたものの、五輪公式サイトでは「成長する息子たち」と、日本を高評価。一昨年11月以来の海外組・国内組の本格融合となったなかで、その成長具合を称えている。

「アルゼンチン戦で明らかになったのは、日本が最後に一緒に試合をしてから16か月経つ間に、選手たちが個々に大きく成長したということだった。身体的な強さではアウェーチームが上回っていたが、技術や足並みの面では日本は引けを取らなかった」
 
 また、「久保とドリブルの"天才"三笘薫のコンビが話題になった」と、日本が誇る2枚看板にも言及。こちらには厳しめの評価を下している。

「Jリーグで注目を集める三笘はアルゼンチンに沈黙させられた。それによりこのコンビネーションは完全に失敗に終わった。しかし、チームとしては、金メダル候補と言われている国を相手に、少しも悪い印象は与えなかった」

 日本は中2日で29日にアルゼンチンと再戦。その後は6月と7月にも2試合ずつ強化試合を行ない、いよいよ五輪本番を迎える。スーパーエース釜本邦茂を擁した1968年メキシコ五輪以来、53年ぶりのメダル奪取へ。まずはリベンジマッチできっちり東京五輪のライバルを叩きたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】久保らを起点に絶好機到来も…1点に泣いた第1戦をプレイバック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事