Jリーグは３月27日、ルヴァンカップ・グループステージ第２節の７試合を開催。Aグループでは、北海道コンサドーレ札幌と鹿島アントラーズが勝利を飾った。

　サガン鳥栖のホームに乗り込んだ札幌は、立ち上がりから前線でのプレスで積極的な姿勢を見せると、８分と９分にオウンゴールで立て続けに得点。その後も主導権を握ると、37分にドリブルでペナルティエリア右に進入したルーカス・フェルナンデスのゴール前へのパスに、深井一希が右足で合わせて３点目を挙げる。

　さらに後半も勢いは止まらず、56分にＡ・ロペスが追加点。67分に１点を返されたものの、終盤の86分にＬ・フェルナンデスがダメ押しの５点目を挙げ、５－１の勝利を掴んだ。
 

　またアウェーでアビスパ福岡と対戦した鹿島は、上田綺世とエヴェラウドの２トップが躍動し５－１の快勝を収めた。

　開始直後は縦に早い攻撃で福岡が好機を作っていたが、９分にセットプレーから上田が決めた先制点を発端に鹿島が主導権を握る。その後も28分に荒木遼太郎のゴールで追加点を挙げると、35分にはエヴェラウドからの縦パスを受けた上田が強烈なシュートで３点目を奪う。

　後半も攻勢を強める鹿島は、61分にカウンターからエヴェラウドがネットを揺らし、４点差とする。76分には一瞬の隙を突かれ、カルロス・グティエレスに１点を返されるも、90＋１分に広瀬陸斗が得点を重ね、快勝でグループステージ２連勝を飾った。

　次戦は４月20日に、県立カシマサッカースタジアムで鹿島が札幌と対戦。21日に駅前不動産スタジアムで鳥栖が福岡と激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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