シナリオ通りの代表入り。“25歳”脇坂泰斗は「ここでグンと成長したい」。大先輩・中村憲剛のように

2021年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「世界的には遅い。今後が大事になってくる」

韓国戦で代表デビューを飾った脇坂。「良さを出していけば勝負できる感覚はある」と自信をのぞかせる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 韓国、モンゴルと対戦する森保ジャパンの3月シリーズで、負傷のため不参加となった坂元達裕に代わり追加招集されたのが脇坂泰斗だ。

 自身にとっては代表初選出。そして3月25日の韓国戦では途中出場で嬉しい代表初キャップを刻んだ。同27日のオンライン取材に応じた脇坂は「今後それをどう繋げていくか。もっともっと増やしていけるように。この活動であと1試合(モンゴル戦)と、クラブに帰ってからが大事になる」と心境を語る。

 阪南大を卒業後、2018年に川崎フロンターレに加入。2年目から出場機会を掴み、プロ4年目の今季もレギュラーとして活躍中だ。

 現在、25歳。「僕自身のシナリオとして(代表入りは)遅くはないけど、世界的には遅い。今後が大事になってくる」「ここでグンと成長したい」と気合いを入れる。

 川崎の大先輩で、昨季限りで現役を退いた中村憲剛も25歳で代表デビューを飾り、ワールドカップにも出場した。これ以上の"お手本"となる存在はいないはずだ。
 
「憲剛さんとはポジションがずっと一緒で、(自分が)2年目から一緒に出ることもあれば、ポジション争いをすることもあった。僕にずっとアドバイスをしてくれて、僕の成長にアドバイスのレベルも合わせて、成長させてくれた」

 だからこそ、「ここで活躍して、成長を見せたい」。代表定着に向けては「チームで求められている規律はもちろん、そのなかで自分だけの特長を出していければいい」とさらなる飛躍を誓った。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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