「金メダル獲得へプラスに」アルゼンチン紙が日本完封を報道!印象に残った相手選手は久保と田川と…

2021年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「後半は日本がレベルアップしていった」

ゴールを決め、喜ぶアルゼンチンの選手たち。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 U-24日本代表は3月26日、国際親善試合でU-24アルゼンチン代表と東京スタジアムで対戦。21分に、合流直前の試合でユベントス撃破の立役者となったベネベント所属のアドルフォ・ガイチにヘディングシュートを叩き込まれると、結局この日は最後までその1点が返せず。0-1で2021年ファーストゲームを落とした。

 日本国内では嘆きの声が広がるなかで、アルゼンチン全国紙『Ole』では04年アテネ五輪、08年北京五輪以来の金メダル獲得に向け弾みがつくと、勝利が大々的に伝えられている。

「2021年の東京五輪開催まであと100日余りとなったこの日、ボチャ(フェルナンド・バティスタ監督の愛称)の代表チームは、日本の首都で親善試合を行ない、勝利を収めた。この試合の唯一のゴールは、マティアス・バルガスの好プレーを受けたアドルフォ・ガイチがヘディングで決めたものだった。

【動画】長身FWガイチに浴びた、痛烈ヘディング弾はこちら
 序盤の20分間は非常に好調だったチームは、後半になるとペースが落ちたものの、ホームチームの反撃を抑えた。この結果は、3度目の金メダル獲得を目指す五輪本番に向けて、プラスになるものだ」

 そのうえで対戦相手の日本の印象にも触れ、数名の選手の名を挙げている。

「後半は日本がレベルアップしていった。特に日本で傑出した選手である久保建英や田川亨介、そして相馬勇紀の入りの良さが目立った」

 北九州スタジアムに場所を変え、中2日で迎える第2戦で、日本はリベンジを果たすことができるか。金メダル奪取は容易ではないことを知らしめたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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