「日本が羨ましい限りだ」中国メディアが“宿敵”に完勝の森保Jを絶賛!「終盤韓国人は闘志を失っていた」

2021年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「GKキム・スンギュの英雄的なパフォーマンスがなければ…」

ゴールを決め、喜ぶ日本の選手たち。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日韓対決を中国はどう見たのだろうか。

 日本代表は3月25日、日産スタジアムで韓国代表との国際親善試合を実施。立ち上がりから鋭い出足を見せて押し込んだ日本は、16分に大迫勇也のヒールでの絶妙アシストから、この日が代表デビューの山根視来が先制点を奪う。

 完全にペースを掴んだ日本は以降も試合を有利に進め、27分に鎌田大地、83分に遠藤航と、ブンデスリーガで活躍するふたりがそれぞれ追加点を挙げ、勝負あり。3-0で、スコア上でも"宿敵"を圧倒した。

 これに対し、中国のスポーツメディア『新浪体育』は「アジアの2大サッカー大国である日本と韓国がウォームアップマッチを行なった」と、以下のように詳細にレポートしている。
 
「どちらも最強のラインナップは送っていなかった。韓国はソン・フンミンとファン・ヒチャンは参加しておらず、日本も岡崎慎司、柴崎岳、堂安律、久保建英は登場しなかった。しかし、2軍の選手で戦った日本は、同じく2軍の選手で戦った韓国を簡単に破った。途中出場のGKキム・スンギュの英雄的なパフォーマンスがなければ、韓国はさらに負けていただろう。

 試合全体を通して、韓国はほとんど全ての数値で日本に差をつけられた。 シュート数では、19対6と日本が大きくリードしている。 韓国唯一のアドバンテージは、ファウルの数が相手よりも少なかったことだ。 試合終盤になると、常に士気が高かった韓国人は、闘志を失っていた」

 また、『新浪体育』の別記事では、母国の代表チームを引き合いに出し、嫉妬も交えながらサムライ戦士の欧州での躍動も伝えている。

「日本のチームは、冨安健洋、鎌田大地、大迫勇也、南野拓実など、国際的に活躍している選手が揃っており、羨ましい限りだ。韓国戦で得点を挙げた鎌田は、ブンデスリーガ4位のフランクフルトで4ゴール・9アシスト、遠藤航も同リーグのシュツットガルトで活躍している」

 今回の完勝劇は、中国へも大きなインパクトを与えたようだ。日韓戦翌日に強豪アルゼンチンと戦うU-24日本代表もこの勢いに続き、アジアを、世界を驚かせたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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