「練習のためにトッテナムを使った」ベイルの“マドリー復帰計画”をNBAスターが揶揄!

2021年03月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

古巣復帰はウェールズ代表のためとも解釈できる発言

古巣復帰も不調で苦しんだベイルだが、ここにきて復調。今シーズンの公式戦ゴール数も二桁へ乗せている。(C)Getty Images

 ガレス・ベイルの発言を、トッテナムやそのサポーターはどう受け止めたのだろうか。

 今シーズン、レアル・マドリーからトッテナムにレンタルで復帰したウェールズ代表のエースは先日、シーズン後にスペインへ戻るのが予定だったと明かした。

「スパーズに来た最大の理由は、何よりもまずプレーをすること。EUROに向けて、試合勘を取り戻したかったんだ。当初の計画では、スパーズで1シーズンを過ごし、EUROの後はレアル・マドリーで1年を過ごす予定だった。『戻ること』それは僕の計画の範囲内だ」

 古巣復帰はウェールズ代表としてEUROで活躍するためだけだった、とも解釈できる発言だ。もちろん、1年レンタルだけにマドリー復帰が「計画」なのは当然だが、当初は貢献できず、最近になって復調を遂げたタイミングでのこの発言に首をかしげる者がいてもおかしくない。
 
 NBAのニューオーリンズ・ペリカンズに所属するジョシュ・ハートは、ベイルの発言を受け、ツイッターで「練習のためにトッテナムを使った」「Gリーグみたいにトッテナムを使った」と揶揄した。

 GリーグはNBAを目指す選手たちの育成、武者修行の舞台だ。「Gリーグへの敬意は?」との声には、アメリカ人SGは「まったく敬意を欠いていない。僕はGリーグで何試合かプレーした」としたうえで、「そこに行き、評価を高めてやっていく。それこそ、まさにベイルがトッテナムでやったことだ」と述べている。

 なお、ハートはジョン・テリーやフランク・ランパードが活躍していたイングランド代表を見ていたこともあり、チェルシーが好きだと明かしており、スタンフォード・ブリッジでの観戦経験もある。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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