ガレス・ベイルから注目の発言が飛び出した。英公共放送『BBC』が伝えている。

　31歳のベイルは、昨夏にレアル・マドリーからレンタルで、17歳で加入した古巣トッテナム・ホットスパーへ８年ぶりに帰還。ただ、なかなか調子が上がらず、ほとんどチームに貢献もできずにいた。それでも、ここにきて本来のパフォーマンスを取り戻し、復調。抜群の得点感覚で固め打ちを見せ、今季公式戦でのゴール数も二桁へと乗せている。

　現在チャンピオンズ・リーグ（CL）出場圏内とは勝点３差の６位と、シーズン終盤で痺れる戦いを続けるチームにあって、ウェールズ代表のエースにはさらなる活躍が期待されるなか、本人はこのタイミングで今季終了後について言及。2022年夏まで契約を残すマドリーへの復帰を示唆している。
 

「今年スパーズに来た最大の理由は、何よりもまずプレーをすること。EUROに向けて、試合勘を取り戻したかったんだ。当初の計画では、スパーズで１シーズンを過ごし、EUROの後はレアル・マドリーで１年を過ごす予定だった。『戻ること』それは僕の計画の範囲内だ」

　ベイルは"白い巨人"でCL４回、ラ・リーガ２回、スーペルコパ２回、コパ・デル・レイ１回、UEFAスーパーカップ３回、クラブ・ワールドカップ３回ものタイトルを獲得。しかし、近年は不調に怪我も重なり、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を掴めず。最後は追われるような形でスペインを後にしていたが……。今後の動向に世界中から注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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