「スズキに感謝すべきだ」鈴木冬一のスイス初弾を含む“鮮烈2ゴール”を現地称賛!「クレイジーな試合で…」

2021年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームメイトと喜びを分かち合う写真を投稿

2ゴールで強豪からの白星奪取に貢献した鈴木冬一。※写真は湘南時代。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 待望の初ゴールどころか、2点を奪う鮮烈なパフォーマンスを披露したのが、ローザンヌ・スポルトの鈴木冬一だ。

 今冬に湘南ベルマーレからスイスに渡った20歳は、現地3月20日に開催されたザンクト・ガレンとの国内リーグ第26節で躍動する。

 まずは2-1と1点リードで迎えた34分だ。味方の間接FKからのシュートを敵GKが弾いたところを右足で詰めて、移籍後初ゴールを挙げる。軽くジャンプをしながら満面の笑みを浮かべたサイドアタッカーは、さらに後半に大仕事をやってのける。

 50分と65分に被弾し、3-3に追い付かれて迎えた74分だった。ステファン・ククルゾビッチが出した絶妙のスルーパスに反応し、左サイドからゴール前に飛び出した鈴木は、冷静にGKをかわして左足でシュート。結果的にこれが勝負を決める千金弾となった。

【動画】鈴木冬一のスイス初ゴールを含む圧巻2発はこちら
 
 2ゴールを挙げたサムライ戦士を現地メディアも称えている。スイスのTV局『RTS』は次のようにその活躍を伝えた。

「クレイジーな試合を終え、ローザンヌはリーグで5位に浮上した。ホームでザンクト・ガレンを相手に4-3で勝者となった。ローザンヌの人々は、ルーカス・ダ・クーニャとトイチ・スズキのコンビに感謝すべきだ。日本人は初の2ゴールをマークした」

 鈴木自身も、「初ゴール」との一言を添えて、チームメイトと喜びを分かち合う写真を投稿。日本のファンから祝福のコメントが寄せられている。

 昇格組ながら、10チーム中5位と健闘するローザンヌで早くも不可欠な存在となっている鈴木。今後の活躍に期待は高まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】鈴木冬一が投稿した、チームメイトと喜びを分かち合う写真

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