「稀だが起こり得ること」原口元気のコロナ陽性は“検査ミス”。ハノーファーがチーム活動再開を報告

2021年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

1週間に及ぶ検査の結果「全員陰性」に

陽性と報じられていた原口だが、どうやら検査のミスだったようだ。(C)Getty Images

 現地時間3月13日に、ドイツ2部のハノーファーは選手のひとりに、新型コロナウイルスの陽性が確認されたと発表。選手やスタッフに対して14日間の自宅隔離が指示され、予定されていたヴュルツブルク戦、ホルシュタイン・キール戦は延期となった。

 当時、クラブ側は陽性判定を受けた選手を公表していなかったが、現地メディアでは原口元気であると報じられた。また、チームの隔離措置および活動休止の影響で、原口と室屋成の日本代表招集は見送られている。

 それから約1週間が経過した19日、ハノーファーは「チームの隔離措置は解除された」と発表した。
 
 クラブの公式HPによれば、隔離措置にあった1週間で連日行なわれたPCR検査の結果、全選手、全スタッフが陰性であったという。また、「原口元気に関するPCR検査の陽性反応は誤っていたものと認められた。こんな欠陥が認められる検査は非常にまれだが、起こり得ることだ」としている。

 チームは20日から全体トレーニングを再開し、原口も参加する見込み。この一報に併せて、延期された2試合が4月上旬に行なわれることも発表。ハノーファーは4月4日ハンブルク戦、8日ヴュルツブルク戦、11日ハイデンハイム戦、14日ホルシュタイン・キール戦という、超過密日程を消化することになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】現場は騒然!2月下旬に原口が同僚とあわや乱闘騒ぎになったシーンはこちら
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