【三浦知良】右足を負傷か? 徳島戦は43 分に無念の途中交代

2015年04月26日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

J最年長出場記録は48歳2か月0日に更新。痛みについて、「右だけど、太ももなのかちょっと分からない」。

カズが自身の持つJ最年長出場記録を48歳2か月0日に更新。しかし右足を傷めて、43分に途中交代した。(C)小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 J2リーグ9節の横浜FC-徳島戦で、横浜FCのFW三浦知良が13年シーズン以来となる4試合連続スタメン出場を果たしたものの、右足に違和感を覚えて43分に途中交代した。カズには2試合連続ゴールとともにJリーグ最年長ゴール記録の更新が期待されたが、この日はシュートさえ打てなかった(チーム自体前半のシュート数がゼロ本だった)。なお、自身が持つJリーグ最年長出場記録は48歳2か月0日に更新された。
 
 試合は序盤からアウェーの徳島がペースを握る展開が続いた。横浜FCのミロシュ・ルス監督が「前半は良くなかった。ポゼッションできず、セカンドボールも拾えなかった」と語ったようにチーム全体が機能しないなか、カズは見せ場をなかなか作ることができなかった。
 
 前線に良い形でボールが入ってこない。2トップを組む大久保哲哉との連係も噛み合わない。プレスバックでボール奪取に成功するなど、精力的なディフェンスは光ったものの、攻撃面ではシュートまで持ち込めない。
 
 そうしたなか、43分に黒津勝との途中交代が告げられる。
 
「踏ん張った時」にカズは右足に違和感と少しの痛みを覚え、大事をとってピッチを去る判断を下した。
 
 試合終了後の時点では、「右は右(右足)ですけど、太ももなのか、ちょっと分からない」と、痛みの原因や部位など詳細は明らかになっていない。
 
「検査しても、明後日ぐらいかなと思う。明日にならないと、痛みのことも分からないので」
 
 好調をキープしていただけに、カズ本人にとってはあまりに悔しい事態だが、いずれにせよ、まずは万全のコンディションを取り戻すことが求められる。
 
 試合のほうは、徳島が31分に内田裕斗のゴールで先制。しかし、ホームチームが79分に途中出場の小野瀬康介の一撃で追いつくと、1-1のまま勝点1を分け合った。
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