「スキャンダルだ!」アタランタの絶好機“強制終了”に批判殺到!「結果を大きく左右する可能性があった」

2021年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

2戦合計0-2で迎えた前半終了間際

前半終了直前、ムリエルがビッグチャンスを迎えるが…。(C)Getty Images

 ホイッスルのタイミングが議論を呼んでいる。

 アタランタは現地時間3月16日、チャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第2レグで、レアル・マドリーと敵地で対戦。第1レグを0-1で落として臨んだこの一戦だったが、34分に相手エースのカリム・ベンゼマに先制点を奪われ、窮地に追い込まれる。

 そして迎えた前半終了間際、ハーフウェイラインから送られたゴール前への絶妙なスルーパスに、ルイス・ムリエルが上手くディフェンスの間で反応、一気にビッグチャンス到来と思われたが、無情にもこのタイミングで前半終了を告げるホイッスル。"強制終了"となってしまったのだ。

【動画】チャンス到来!の瞬間に笛。決定的瞬間はこちら

 アディショナルタイムはなく、笛が鳴ったのは44分59秒から45分になる瞬間。得点も十分にあり得た場面だっただけに、主審の判断にはSNS上でアタランタのサポーターはじめ、世界中のファンから批判が殺到している。
 
「スキャンダルだ!」
「深刻すぎる」
「地球全体がそれを見た!」
「本当に残念」
「審判はイニエスタではない彼のパスにゴールがあるとは思っていなかったようだ」
「12対11だ」

 また、現地メディア『Football ITALIA』は「休憩前のゴールがCLラウンド・オブ16の試合を大きく左右する可能性があった」と訴えているほか、英紙『Daily Mail』も「ハーフタイム直前に重大な問題が発生した」と大々的に伝えている。

 "たられば"とはいえ、もしこのシーンで得点が入っていたら、2戦合計で1点差まで迫り、一気に弾みがついていただけに、もしかするとと思わずにはいられないシーンだった。

 なお、試合は60分にセルヒオ・ラモスにPKでさらに追加点を奪われた後、ムリエルが意地のFKを叩き込み、ようやく1点を返すが、その1分後にマルコ・アセンシオにダメ押し点を与え、万事休す。アタランタは第2レグを1-3、2戦合計1-4で落とし、今大会を去っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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