Jリーグが公式YouTubeチャンネルで公開した、川崎フロンターレ・三笘薫のスロー動画第２弾が注目を集めている。

　３月13日、J１リーグ４節で川崎はホームに柏レイソルを迎え、１-０の勝利。王者がクリーンシートで５連勝を達成した。この試合で家長昭博が決めた決勝ゴールを、得意のドリブル突破からお膳立てしたのが三笘だった。

　スコアレスで迎えた80分、左サイドで味方からパスを受けるとすぐさまドリブルを開始。緩急をつけた切れ味抜群の仕掛けで、マークについた高橋峻希を置き去りにすると、ペナルティエリア左からゴール前にラストパスを供給。これをフリーの家長が冷静に流し込み、ネットを揺らした。

　Jリーグは以前にも、三笘が３日のセレッソ大阪戦で見せたエラシコのスロー動画を公開していたが、柏戦のアシストシーンもスローにして紹介。「三笘選手の破壊的ドリブルをスローでどうぞ」と題して投稿している。
 

　繊細な右足のタッチから、急激にスピードを上げて抜き去る超絶ドリブルを切り取った動画に、ファンからはプレーを分析するコメントや絶賛の声が寄せられている。

「まさかのスロー第２弾」
「スローだとわかりやすい」
「分かっていても止められないとはまさにこのこと」
「最初のタッチが細かくて足から離れず、スピードアップの時のタッチは相手が足を出しても届かず、体も入れられない」
「異次元の上手さなんだよなあ」
「クロスもワンテンポ遅らせてるところも変態」

　ここまで毎節といっていいほど大きな注目を浴びている三笘の突破。プロ１年目でベストイレブン入りを果たした昨季に続いて、2021シーズンも23歳のドリブラーから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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