「我慢の限界だ」まさかの出番なしに終わった久保建英への“冷遇”に保有元マドリーの不満が爆発か。現地メディアが報じる!「腹を立てている」

2021年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼の夢が明らかに衰退し始めている」

アトレティコ戦でついに出番なしに終わった久保。出場時間は減るばかりだ。(C) Getty Images

 現地時間3月13日に行なわれたラ・リーガ第27節のアトレティコ・マドリー戦で、6試合連続のベンチスタートとなった久保建英は、ヘタフェ移籍後初めて出番なしに終わった(結果はスコアレスドロー)。

 後半の早い段階からウォームアップをしていたが、70分にアラム・ニョムが一発レッドで退場して数的不利になったこともあって、投入のタイミングを喪失。後半アディショナルタイムにようやくお呼びが掛かったが、ピッチに入る直前に試合が終わってしまった。

 これを受けてレアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は3月14日、「ベンチスタートが続くクボの記録は、マドリーの我慢の限界に達している」と題した記事を掲載。次のように綴っている。

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「これはマドリーが懸念し、腹を立てていることだ。ヘタフェは久保のレンタルを要求した"重み"を理解しておらず、彼にほとんどプレー機会を与えていない。いったいどうなっているのか? 日本人選手は、(本拠地の)コリセウム・アルフォンソ・ペレスに可能な限り最善の方法でスタートした。しかし、ボルダラス監督は彼をスタメン11人から遠ざけゲームの最後のほうまでベンチに残っているのが、彼の役割になっている」

 さらに記事は「過去5試合で81分しかプレーしなかったという事実、そして先週の土曜日のアトレティコ戦では0分だったという事実が、マドリーを怒らせ始めた」とし、こう締めくくっている。

「来シーズンにマドリーでプレーするという彼の夢が、明らかに衰退し始めている」

 不運な状況が重なり、ついに出番なしとなった久保。次戦、21日に開催される第28節の相手は、2点に絡んだヘタフェでのデビュー戦の相手、エルチェだ。再び鮮烈な活躍を見せることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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