「HT以降は何もせず」先発復帰の南野拓実に現地メディアがチーム最低評価「影響力は衰え始めている」

2021年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「初期に決めた2ゴール以外には…」

2試合ぶりに先発に復帰したブライトン戦は、悔しい結果に終わった南野。(C)Getty Images

 現地時間3月14日に開催されたプレミアリーグ第28節で、南野拓実が所属する14位のサウサンプトンは、残留を争う17位のブライトンとホームで対戦した。

 16分にCKから先制を許したセインツは、27分に相手のクリアミスを拾ったチェ・アダムスが強烈な一撃をネットに突き刺し、同点に追いつく。だが、56分に一瞬の隙をつかれ被弾。結局これが決勝点となって1-2で敗れ、"ライバル"に公式戦7試合ぶりの白星を献上してしまった。

 2試合ぶりに先発した南野は、前半だけで3本シュートを放つなど積極性を見せたが、決定的な仕事は果たせず。徐々に存在感も希薄になり、65分に一枚目の交代でネイサン・レドモンドと代わってピッチを後にした。
 
 期待に応えられなかった日本代表に現地メディアは辛辣だ。『Hampshire Live』はチーム最低タイの「5」(10点満点)をつけ、「前半はよく絡んでいたが、ハーフタイム以降はほとんど何もしなかった。セインツでのキャリア初期に決めた2ゴール以外に、このMFはあまり多くのことをしていない」とバッサリ。ゴールを決めた新天地デビューのニューカッスル戦と3戦目のチェルシー戦以来、大きなインパクトを残せていないと斬り捨てた。

 また、『90min』も同様の意見で、「セインツでの熱いスタートを切った後、彼の影響力は衰え始めている」と、やはり下降気味だと伝えている。

 サウサンプトンは今月6日のシェフィールド・ユナイテッド戦で、リーグ戦10試合ぶり勝利を収めたものの、これで直近12試合で1勝1分10敗と低迷を抜け出せていない。もがき苦しむチームのなかで、南野は厳しい声を払拭する活躍を見せ、救世主となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】なんという落ち着き!南野が難敵チェルシーから奪ったゴールはこちら(29秒~)

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