ナイフを持った凶悪犯が侵入…エバートンGKが恐ろしい強盗被害に。先月にはアンチェロッティ監督が被害

2021年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

宝石と高級腕時計を持ち去り逃走

恐ろしい強盗被害に遭ったオルセン。(C) Getty Images

 エバートン所属のスウェーデン代表GKロビン・オルセンが、恐ろしい強盗被害に遭ったようだ。英公共放送『BBC』など、複数メディアが伝えている。

 現在31歳のオルセンは、昨年10月にイタリアの名門ローマからレンタルで現クラブに加入し、ここまでリーグ戦5試合を含む、公式戦9試合に出場。先月行なわれたトッテナムとのFAカップ5回戦でもゴールを守り、8強入りに貢献している。

 そんな新参者守護神にまさかの悲劇が襲ったのは、現地時間3月6日夜のことだ。イングランド北西部、アルトリンチャム近郊の自宅で、妻と2歳と5歳の子供ふたりと家族団欒のひとときを過ごしていた際に、マスクを被った凶悪犯が突如として現れた。

【画像】強盗被害に遭ったGKオルセンの家族写真はこちら
 素性の知れないその犯人は家に侵入するや、手に持ったナイフで一家を脅迫。釘付けにしたうえで、宝石と高級腕時計を持ち去り逃走している。現在、警察が捜査中ということで、犯人に関する情報は明かされていない。

 これを受け、クラブ側は「ロビンとその家族に可能な限りのサポートを提供する」とコメント。また同時に、組織化され活発な行動を見せるギャングの存在を選手たちに警告し、セキュリティ対策を見直すようアドバイスも送っている。

 プレミアのスターを狙った犯行は近頃相次いでおり、先月にはエバートンのカルロ・アンチェロッティ監督が金庫、昨年にはリバプールのブラジル代表MFファビーニョが宝石や愛車のアウディをそれぞれ盗まれている。多くのクラブが選手にボディーガードを付けることを検討中とのことだが、今後被害が大きくならないことを祈るばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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