【G大阪】10日・大分戦の開催中止が正式決定。新たに2人の陽性が判明…感染者は計8名に

2021年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「現時点での感染の影響範囲が確定できない」

G大阪が10日の大分戦の中止を発表した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 3月9日、これまでクラブ内で計8名の新型コロナウイルス感染が判明しているガンバ大阪が、10日に開催が予定されていた大分トリニータ戦の中止を正式発表した。

 G大阪は3日、11節のアウェー名古屋グランパス戦の直前にトップチーム所属選手4名とクラブスタッフ1名の感染が判明し、試合が中止に。さらにその後、新たに選手1名の陽性が発表されると、6日に予定されていた2節・鹿島アントラーズ戦の中止も決定した。

 クラブは保健所との協議の末、「陽性者ならびに濃厚接触者の特定と隔離、また感染予防策のさらなる徹底を図ることで、チームの活動ならびに試合開催の再開は可能」として、10日の大分戦開催へ向けて準備を進める趣旨のコメントを発表していたが、追加で行なったPCR検査の結果、8日にはまたしても新たに選手1人とスタッフ1人の感染が判明。これによりG大阪の感染者は計8名となった。
 
 クラブは、「吹田市保健所からは昨日陽性判定を受けた2名(トップチーム選手1名・チームスタッフ1名)について濃厚接触者はいないとの見解を示していただきました」としながらも、「日々陽性判定者が増加している状況から、現時点での感染の影響範囲が確定できない」という理由で大分戦の中止を発表。試合の代替日については現時点では未定で、決定次第報告するとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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