【神戸】櫻井辰徳がプロデビュー戦で抜群の存在感! “逸材ボランチ”が得た手応え「コントロールはすごく出来ていた」

2021年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最初は緊張しましたが…」

ルヴァン杯初戦でプロデビューを果たした櫻井。ルーキーとは思えぬ堂々としたプレーで勝利に貢献した。※写真はオンライン会見のスクリーンショット

[ルヴァン杯グループステージ]大分1-3神戸/3月2日(火)/昭和電工ドーム大分

 期待の高卒ルーキーがプロデビュー戦でいきなり抜群の存在感を見せた。

 ヴィッセル神戸は、ルヴァンカップ・グループステージ初戦で大分トリニータと対戦。開始20分に失点したものの、素早いパス回しで再三にわたり相手ゴールに迫り、44分に増山朝陽の得点で同点に。さらに後半も、前線からのハイプレスで相手に自由を与えず、51分に中坂勇哉、81分に田中順也と得点を重ね、3-1の快勝を収めた。

 この試合で、ひと際輝きを放っていたのが、前橋育英高から加入した高卒ルーキーのMF櫻井辰徳だ。ボランチの一角で先発に名を連ねた櫻井は、「先輩たちからミスしてもいいから思いっきりやれと言われていた」とのチームメイトのアドバイス通り、立ち上がりから積極的にボールに絡むと、球離れよくサイドへ展開するなど、攻撃をコントロール。ルーキーとは思えぬ堂々としたプレーで、チームの勝利に貢献した。
 
「特別な試合でした。最初は緊張しましたが、前半に少し経ったら意外とすんなり試合に入ることが出来て、落ち着いてプレー出来ました。ゲームを動かすところや、攻撃のコントロールはすごく出来ていたと思うので良かったです」

 これまでプロデビューを目指してきた櫻井の次なる目標は "リーグ戦デビュー"。「本当は開幕メンバー入りを目指していましたが、それが叶わなかったので、次はリーグデビューを早い段階でできるように練習からアピールしたい」と意気込む。

 群馬の名門・前橋育英高ではエースナンバーの「14番」を背負うなど、将来を嘱望されてきた逸材ボランチ。デビュー戦で得た自信を胸に、タレント揃いの神戸でのレギュラー獲得を目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】櫻井辰徳の得点に繋がるヘディングシュートも! ルヴァン杯GS、大分対神戸のハイライト

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