「これぞ究極の文武両道」浦和Lの猶本光が“先輩”FW安藤梢の筑波大・助教就任を称賛!

2021年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

猶本も筑波大で学士と修士号をもつ

昨季のなでしこリーグでチームに6年ぶりの優勝をもたらした猶本(左)と安藤(右)。新しく始まるWEリーグでも注目だ!(C)SOCCER DIGEST

 浦和レッズレディースに所属するFW安藤梢が3月1日、筑波大学体育系の助教に就任した。

 安藤は2002年に筑波大学在学中に同大学のサッカー部を退部し、さいたまレイナスFC(現在の浦和L)に入団。2009年にドイツへと旅立つまでに2度(04年、09年)のリーグ優勝を経験し、双方で得点王とリーグ最優秀選手賞のダブル受賞を果たしたレジェンドだ。

 17年に浦和に復帰すると、昨季のなでしこリーグでは17試合に出場し、4ゴールを記録。チームの6年ぶりとなる優勝に大きく貢献した。

 同日自身のツイッターを更新した安藤は、「筑波大学体育系の助教に就任しました。女子サッカー・日本スポーツの発展や社会に少しでも貢献できるような研究を進めていきたいと思います。選手としてもチャレンジしていくので、引き続き応援よろしくお願いします!!」と報告した。

 ファンからは「おめでとうございます」「凄すぎます」「ますますのご活躍を!」「助教兼現役プロサッカー選手!凄い二足の草鞋ですね」「まだまだレッズレディースでの活躍も期待してます」などの祝福が寄せられている。

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 この投稿に反応したのが、浦和のチームメイトで、筑波大学で学士、修士を持つ後輩の猶本光だ。

 2012年に浦和に加入した猶本は、安藤が不在だった14年に中心選手のひとりとしてリーグ優勝を経験。2018年6月にドイツへ渡り、昨年1月に浦和へ復帰。チームに違いをもたらし、6年ぶりとなるリーグ制覇に貢献している。

 安藤との共通点も多い猶本は2日に自身のツイッターを更新。安藤の投稿をリツイートし、「筑波大学で博士号を取得、今度は筑波大学の助教。これぞ究極の文武両道。女子アスリートの新しい道!!(そう簡単に真似できることではないけど)。素晴らしいお手本!!(そう簡単に真似できることではないけど)」と称賛した。

 ファンからは「猶本さんの母校ですよね?」「真似して下さい」「光さんがコズエンの後任します…たぶん」など期待の声も寄せられている。

 今年9月に開幕する日本女子サッカー界初のプロリーグ「WEリーグ」に参戦する二人は、浦和を初代チャンピオンに導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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