【移籍市場超速報】中盤強化のためにユーベがベルギー代表ヴィツェル獲得を狙う etc.

2015年04月21日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

元会長の意向でアタランタは新監督にパウロ・ソウザ招聘を画策。

国内リーグで首位を走り、ヨーロッパリーグにも勝ち残っているゼニトで主力としてプレーするヴィツェル。1月にはミラン行きの噂が流れ、本人もイタリア行きには前向きと報道されたが、今回は果たして!? (C) Getty Images

【ユベントス】ヴィツェル獲得に1800万ユーロを提示
 
 ユベントスは、ベルギー代表で中盤を支えるアクセル・ヴィツェル(ゼニト・サンクトペテルブルク)の獲得に乗り出した。
 
 すでに、ゼニトに対して1800万ユーロの移籍金をオファーするなど、交渉はスタートしている。
 
 ゼニト側は3000万ユーロという値札をつけており、今のところ両者の隔たりは大きいが、ターゲットが絞られたことは間違いない。今後の交渉が注目される。
 
【サンプドリア】前アタランタ会長ルッジェーリが入閣か
 
 サンプドリアは、長年アタランタの会長を務めた故イバン・ルッジェーリの息子で、2010年に現オーナーのアントニオ・ペルカッシに経営権を譲渡する直前の2年間、会長も務めていたアレッサンドロ・ルッジェーリを、経営陣に迎えることを決めた。
 
 共同経営者として資本参加する場合には、副会長の座に収まる可能性もある。
 
 サンプドリアは、ミハイロビッチの後任候補としてパウロ・ソウザの招聘に動いているが、これもルッジェーリのアイデアだ。ルッジェーリはアタランタ時代、ルイジ・デル・ネーリの後任としてソウザに就任を打診したが、その時はソウザが経験不足を理由に断ったという経緯がある。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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