【札幌】「ミシャ監督の存在が大きかった」横浜FC戦2ゴールの金子拓郎が語る5発大勝の秘密。「合流4日間でも…」

2021年02月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

4選手で5得点を記録した札幌は相手シュートも3本に抑える

オーストリア帰国中に骨折し、開幕戦の4日前にチームに合流したばかりのペトロヴィッチ監督。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ第1節]札幌5-1横浜FC/2月27日(土)/14:00/札幌ドーム

 北海道コンサドーレ札幌が9年ぶりのホーム開幕戦で最高のスタートを切った。

 開始2分の駒井善成のゴールを皮切りに、金子拓郎、アンデルソン・ロペス、チャナティップと4選手で5得点を記録。1失点こそしたものの、相手のシュートも3本に抑え、横浜FCを圧倒した。

【動画】「みんなが繋いでくれたボール」金子拓郎が開幕戦2ゴール!

 この日2ゴールを決めた金子は試合後に「結果にこだわってやってきたので、ここで2ゴール取れて良かったです。後半にもチャンスがあったので、全部のチャンスをしっかりと決め切れるようにしたい」と喜びを語り、この日の大勝の理由をこう説明した。

「攻撃面では練習からいつもやっている、みんなが関わってボールを運ぶという狙いがそのままゴールに繋がったと思います。守備でも昨季からやっているマンツーマンのディフェンスで前線からプレスにいくというのが出せたのかなと思います」
 
 さらに、帰国中の骨折で23日に合流したばかりのペトロヴィッチ監督についてはこう明かした。

「ミシャ(ペトロヴィッチ監督)さんが戻ってきて、『テンポを上げろ』という部分をすごく言われて、それだけでもガラッと変わりました。ミシャさんの存在というのは大きいんだなとこの4日間で感じました。コンビネーションの部分はキャンプ中もやっていましたが、ミシャさんが帰ってきてからはもっと細かく、チーム全体で共有できました」

 その言葉通りの会心のサッカーで2021年シーズンを歩み始めた札幌。今季から9番を背負う金子は、「勝ち続けることが必要。この1勝に満足せず、続けていきたい」とチームが目標としているACL出場権獲得へ、意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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