本人はスペイン行きを望んでいると言われているが……
「簡単な決断ではなかった」とバイエルン退団を明言したアラバの元には、メガクラブからオファーが殺到している。(C)Getty Images
パリ・サンジェルマンは、ダビド・アラバ(バイエルン)の獲得を諦めていないようだ。
21年6月でバイエルンとの契約が満了となるアラバは、2月16日にオンライン記者会見で、今シーズン限りでの退団を発表した。
一部メディアではレアル・マドリーと口頭で合意に達しているとの報道もあり、本人もスペイン行きに魅力を感じているようだ。
そんななか、『Sky Spots germany』が、パリSGがアラバに「具体的な」オファーを提示したと伝えた。
さらにフランスのスポーツ専門チャンネル『RMC SPORT』によれば、パリSGは会長のナセル・アル・ケライフィ自らがアラバと会い、獲得の意思を伝えたとされており、スポーツディレクターのレオナルドとの交渉の場が近日中に設けられる予定だという。
年棒や契約年数などの詳細は明らかにされていないものの、パリSGはR・マドリーやバルセロナ、リバプールなどメガクラブが争奪戦を繰り広げるアラバ獲得レースに本腰を入れる構えだ。
パリSGは、マドリー行きが近いとされるアラバを翻意させ、フランスの首都へ向けさせることができるか。今後の動向から目が離せない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部