開幕戦で対戦する川崎・三笘と横浜・仲川が合同会見! 川崎のアカデミー出身の両者が語るお互いの評価とは?「タイプは違うけど…」

2021年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

2021年シーズンのJリーグは“神奈川ダービー”で開幕

2019年MVPの仲川(左)と昨季に大ブレイクした三笘(右)。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは2月26日、昨季王者・川崎フロンターレと、一昨年の覇者・横浜F・マリノスとの"神奈川ダービー"で新シーズンが開幕する。

 あと二日に迫った注目のゲームを前に、両チームの代表選手がオンライン上で合同会見を行なった。

 川崎から登場したのは三笘薫だ。「開幕戦は、神奈川ダービーだということですごく気合が入っています。ここで勝ち切ることが重要で、チームに勢いをつけたい」と意気込んだ。

 対する横浜からは一昨年のリーグMVP、仲川輝人が出席した。「神奈川ダービーですし、激しい戦いになると思います。スタートダッシュすることが僕たちには必要だと思っています。チーム一丸となって勝ちにかかわれればと思います」と抱負を語った。

 年齢は5歳離れているものの、同じ川崎の下部組織出身で大学サッカーを経験しているという共通点もある両アタッカー。

 三笘は、「スピードがあって、カットインのクロスやシュートと一人いるだけで脅威になる。タイプは違うけど見習うべき点が多い」とリスペクトすれば、仲川は「緩急の付け方が上手いので、引きつけて味方を使うことができます。ウチにっとっては、昨年ホーム、アウェー両方で点を取られている。(チームで三笘を)止めに行くことになると思います。それを三笘くんにも楽しんでもらえれば」と不敵な笑みを浮かべた。
 
 2019年の仲川、2020年の三笘はともに優勝したチームを象徴する選手。もちろん新シーズンでも主役候補となる。

 三笘は「後半の強度や運動量はもっと改善していかないといけない。体力面やプレー選択が必要だと思う」と昨季のスーパーサブ的な立ち位置から、チームのエースとなるべく意欲を燃やす。

 昨年は怪我にも苦しみ18試合出場、2得点という結果に終わった仲川は「フルシーズン試合に絡めるようにしていきたい。今季も目標は23点。毎試合得点を狙って、それに近づけるようにしていきたい」とリベンジを果たすべく闘志をたぎらせた。

 新シーズンのオープニングマッチとなる川崎と横浜の対戦は、2月26日の18時に、等々力陸上競技場でキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】J1各チームの2021年シーズン予想フォーメーション
 

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