主砲ハーランドの鮮烈2発など3ゴール! ドルトムントが公式戦9連勝中のセビージャを敵地で撃破【CL】

2021年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始7分にセビージャが先制するも…

サンチョとゴールを喜ぶハーランド(奥)。(C) Getty Images

 現地時間2月17日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16の第1レグが行なわれ、スペインではセビージャとドルトムントが激突した。

 開始7分、公式戦9連勝中と絶好調のセビージャは早速ゲームを動かす。ペナルティエリア手前でボールを受けたスソが利き足とは逆の右足で放ったシュートが、相手DFフンメルスに当たって軌道が変わり、ゴールへ吸い込まれた。

 だが、主砲ハーランドを中心としてドルトムント攻撃陣が、7試合連続無失点中のディフェンス陣を打ち破る。19分、ゴール前中央でパスを受けたダフードが右足を豪快に振り抜き、鮮やかなミドルシュートで、試合を振り出しに戻す。

 勢いに乗ったアウェーチームはさらに27分、サンチョとのワンツーでペナルティエリア内に侵入したハーランドが、倒れながら左足で流し込み逆転に成功。43分にもカウンターから最後はまたもハーランドはきっちり流し込む。20歳のエースの連続弾で、スコアを3-1としたドルトムントがリードして、前半を終える。
 
 後半開始と同時に、ホームチームはラキティッチに代え、グデリを投入。状況の打開を図る。ただ、ボールは保持するものの、黄色い壁を前に最終局面で精度を欠き、決定機は作り出せず。60分には3枚替えで、オリベル、デヨング、ムニルを送り込む。

 対して守備に回ることが多くなったドルトムントは、2点のリードもあり冷静な対応を続け、カウンターを中心にチャンスを窺う。

 74分にはセビージャがゴール左の絶好の位置でFKを獲得。オスカルが右足で狙いすましたシュートを放つが、惜しくも左ポストに嫌われる。それでも84分、FKからデヨングがファーで押し込み、1点差に迫る。

 その後も猛攻を仕掛けたものの、セビージャの反撃はここまで。2-3で敗れ、10試合ぶりの敗戦となった。一方、ドルトムントは貴重なアウェーゴールを3点も奪い、4年ぶりのベスト8進出へ大きく前進した。第2レグは3月9日に実施される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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