「登録できなかったみたいです」本田圭佑、ポルトガルリーグでの出場は不可能と判明! さらなる新天地候補探しへ

2021年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「GMは申し訳なさそうに説明してくれた」

ポルトガル1部ポルティモネンセでの出場が不可能だと判明したと明かした本田。(C)Getty Images

 ボタフォゴとの契約を解除し、ポルトガル1部のポルティモネンセへの加入が決定した本田圭佑。6日にはロディネイ・サンパイオ会長とともに入団会見に臨み、背番号は慣れ親しんだ「4」であることが発表されていた。

 だが、現地紙『Record』は7日付けで、「ポルティモネンセに本田の補強が発表された」と報じた一方、「この契約では彼は移籍市場が閉まるまで登録されておらず、リーグ戦でプレーできない可能性がある」と伝えていた。

 これに対して、本田自身は自身のSNSを通じて「何も聞いてないけど、事実やったらしゃーない。」と反応。だが、どうやら現地紙の指摘は正しかったようだ。

 本田は10日、突然「ガチで登録できなかったみたいです。 これからどうしようか議論します。」とSNSに投稿。続いて、自身の手掛ける音声サービス『Now Voice』を通じてファンに説明をした。
 
「こちらは昼過ぎの1時、2時前なんですけど、昼食の前にポルティモネンセの社長とGMのポンテに呼ばれて、経緯を話してもらった。結果的には、努力はしたんだけれど、報道にあることが事実で、リーグの選手登録が認められなかったというのを教えてもらった」

 なぜ登録できなかったかという理由については、「確実ではないけれど」と前置きしたうえで、市場が閉まっても登録が可能なフリー(無所属)と判断される定義(契約解除後に一定期間を置かなければならない)に自身が当てはまらなかったことだと説明している。

 選手登録が叶わなかったことにより、リーグ戦に出場は不可能。これにより、ポルティモネンセと結んだ契約については、「無効になるんでしょうね」と語った。

 そうなると新たな所属先を探すことになるわけだが、対談相手となったスポーツライターの木崎伸也氏に「次に向かうのは?」と質問されると、「まずヨーロッパに残ることを優先に考えたい」と明かした。

 移籍市場が閉まっていないクロアチアやウクライナのリーグや、アメリカのメジャーリーグサッカーなども選択肢に入っているようだ。

 ちなみに、木崎氏に「Jリーグは?」と問われると、「オファーが来ないと思うので。もし仮にあっても、ありがたいお話なんですけど、行く意思はあまりない」とコメントしている。

「長く見ても、プレーができるタイミングを考えれば、1週間後くらいからチームに合流しようかなと考えていた。2~3週間後には試合ができる状態、2月末には試合に出られるイメージでいた。なので、1週間後くらいには移籍を決めておきたい」

 急転直下の展開で、本田自身もさすがにビックリというところだろうか。今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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