クロップ、プレミア連覇に“白旗宣言”! マンCとの大一番での完敗に何を想う「1-4で負けたことは説明しがたい…」

2021年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンCとの勝点差は「10」に

失点を重ねたチームに思わず頭を抱えるクロップ。この熱血漢はチームの現状に何を想うのか。 (C) Getty Images

 37年ぶりのトップリーグ連覇を目指すレッズにとって、何がなんでも勝ちたい一戦だったが、現状での力の差は歴然だった。

 現地時間2月7日に開催されたプレミアリーグ第23節で、本拠地アンフィールドに首位をひた走るマンチェスター・シティを迎えた4位のリバプールは1-4と完敗した。

 スコアレスで迎えた48分にイルカイ・ギュンドアンに先制点を決められたリバプールは、63分にサラーのゴールで追いつくも、73分と76分に守護神アリソンのミスパスからまさかの連続失点。さらに83分には俊英MFフィル・フォデンに決められてダメ押された。

 首位追撃に失敗し、マンチェスター・Cとの勝点差が「10」となったリバプール。それだけにユルゲン・クロップ監督もタイトルレースからの後退に言及せざるを得ないようだ。試合後の会見で、次のように語っている。

「もちろん、この先は4位以内の確保がメインターゲットとなるのは明らかだ。ただ、我々はすべてのことに挑戦していく。目標を達成するためには十分な試合があるが、試合に勝たないといけない。そして今日はそれができなかった」

【動画】守護神アリソンがまさかのミス連発! リバプール×マンCのハイライトはこちら
 チームは優勝を争うライバルに完敗を喫した。しかし、クロップ監督は満足感も口にしている。

「前半は本当に良い試合だったと言えるね。向こうもだが、こちらも問題を起こすために本当にあらゆることを試みていた。私はああいう内容の試合ができたことに満足している。ただ、後半にシティがシステムを変更し、中盤が機能しなくなった。そこでアリソンが2つの大きなミスを犯し、差を付けられてしまった。

 全体を通して見れば、悪かったとは思えない。前節は自信を失っていたかもしれないが、今日は違った。自信に溢れたチームが見れた。1-4で負けたことは説明しがたいが、プレーしていたサッカーは私が大好きなものだった」

 現地時間2月13日にリバプールは、勝点3差で追う3位レスターとの一戦を控えているが、今節のショッキングな敗戦から立ち直ることはできるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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