同僚ペペも涙…ポルトDFが相手GKと激しく衝突し、一時記憶喪失に。ピッチ内に救急車も緊急出動

2021年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

現在はすでに退院し、自宅で安静にしている

キャプテンのペペも涙を流すなど、場内は騒然となった。(C)Getty Images

 ポルトは現地時間2月4日、ポルトガルリーグ第17節でベレネンセスと敵地で対戦。熱戦となったこの試合で、悲惨なアクシデントがあった。

 スコアレスで迎えた85分だった。敵陣中央から放り込まれたボールにポルトDFのナヌが反応し、ゴール前へ飛び込む。しかし次の瞬間、飛び出した相手GKスタニスラフ・クリチュクと激しく衝突。クリチュクは自力で立ち上がったものの、ナヌはその場で倒れ込んだまま動けない。試合は中断され、すぐさまピッチ内には救急車が駆け付け、26歳のギニア・ビサウ代表は病院へと搬送された。

【動画】相手GKとまともに正面衝突…事故発生の決定的瞬間
 近くで見守っていた同僚のポルトガル代表ペペは涙を流すなど、事態の深刻さが窺え、心配されたナヌだが、その後クラブ公式ツイッターで「脳震盪と脊髄損傷を負い、一時的に記憶も失っていた。現在は安定していて意識もある」と発表され、さらに最新投稿では「すでに退院し、自宅で安静にしている」と伝えられている。

 これにはファンからも「ほっとしたよ」「朗報だ!」「神に感謝」「早くピッチで彼に会いたい!」といった安堵の声が広がっている。

 なお、試合はアディショナルタイム18分を戦うも、結局最後まで均衡は崩れず。文字通り痛み分けとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】相手GKとまともに正面衝突…事故発生の決定的瞬間

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事