「彼がここにいる事が嬉しい」南野拓実の加入にサウサンプトン監督は喜色満面!「ずっと獲得したかった」

2021年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「普段通りにプレーすればいいんだ」

新加入の南野への期待を語ったハーゼンヒュットル監督(右)。(C)Getty Images

 リバプールから今シーズン終了までの期限付きで加入した南野拓実について、サウサンプトン指揮官が言及した。

 翌日にニューカッスルとのアウェー戦を控えた2月5日、記者会見に出席したラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、南野がメンバーに加わる可能性を認めたうえで、「彼がすぐに我々を助けてくれることは分かっている」とコメントした。現地紙『Daily Echo』などが報じている。

「木曜日に初めて、彼と少し長い時間をかけてドイツ語で話した。とても流暢なドイツ語で喋っていたよ。彼がチームの一員になってくれたことをとても嬉しく思っている」

 さらに、この日本代表FWがレッドブル・ザルツブルクからリバプールに移籍した際には、「実は、私も彼を獲得したいと思っていた」と明かした。

「リバプールに移籍したとき、(ザルツブルクの)SDに『なんで彼を獲得できないんだ?』と訊いたよ。だから、彼がここにいることがなおさら嬉しい。あのクラブから選手を獲得するのは、以前よりもずっと難しいんだ。チャンピオンズ・リーグに出場して直接スカウトの目に留まるので、ステップアップは必要ないからね」

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 また、南野のチームへの適応は「難しいことではない」とも述べている。

「我々のプレースタイルは彼に合っているし、普段通りのプレーをすればいいんだ。それが試合で勝つために役立つし、実行できる選手だということも分かっている。たしかに(リバプールのようなクラブから)出場機会を求めて移籍するというのは、普通ではないことかもしれないね。でも、普段から私はユルゲン(・クロップ)と選手について連絡をとることがある。だから今回のこともこうなったんだ」

 現地紙などでは、ニューカッスル戦では南野は先発、もしくはベンチスタートと予想されており、出番が巡ってくる可能性は少なくなさそうだ。待望の新戦力のデビューに注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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