【横浜FC】仙台とのTMに指揮官は一定の手応え。アピールしている選手には「クレーべと中村俊輔」

2021年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季のチーム目標はトップ10入り

横浜FCで3年目を迎える下平監督。今季はトップ10入りを目指す。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 横浜FCの下平隆宏監督が2月3日、キャンプ地からオンライン取材に対応。チーム状況や課題などを語った。

 今月27日に迫る開幕に向け、現在宮崎県でキャンプを実施中の横浜FC。3日には完全非公開でベガルタ仙台とトレーニングマッチを行なった。結果は伏せながらも、下平監督は内容にまずまずの手応えを示している。

「後ろのところはかなりスムーズ。何本かやったので当然上手くいかなかったグループもあるが、基本的には上手くいった。ただ、最後のフィニッシュのところでは、やっぱり課題が残ったかなと感じはした」

 全体的に及第点を与えるなか、昨季リーグワースト5位の38得点に終わった攻撃陣に奮起を促した指揮官。それでも、今後に繋がるポジティブな部分も同時に明かしている。

「今日はネットを揺らすことはなかなか少なかったが、2トップのところにボールが入ると、フィニッシュまで行く回数はやはり去年に比べても格段に増えている。やはりボールが入ると、シュートまで持ち込める力はそれぞれがすごくあるなと印象を受けた」
 
 そして会見では、渡邉千真や伊藤翔、小川慶治朗など期待の新戦力が多く加わったチームにあって、アピールしている選手についての質問も。これには「みんなが調子よい」と前置きしたうえで、ジェフユナイテッド千葉での2年間で24得点(J2)をマークしたブラジル人ストライカーとともに、日本を代表するレフティの名を挙げている。

「クレーべは身体も強いし、高さもあるし、フィジカルも本当に備わっていて非常にいいなと思う。あと既存の選手では、中村俊輔は非常に今コンディションが良くて、ハイパフォーマンスを見せている」

 下平体制3年目を迎える今季、昇格2年目のチームは目標に掲げるトップ10入りを果たすことが出来るか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【2020ー21移籍動向一覧】J1・J2・J3 新加入、退団、引退選手&監督動向まとめ(1/31時点)
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事