9失点で「酷い負け方」のサウサンプトン、公式ツイッターはまさかの実況放棄!? 最終投稿に7000を超える「いいね」

2021年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官も嘆く悲惨な大敗

2シーズン連続での0-9の大敗を喫したサウサンプトン。選手たちもうなだれるパフォーマンスに、“味方”であるはずのクラブ公式ツイッターも匙をなげたようだ。 (C) Getty Images

「難しい前半」を終えた後半にさらなる悲劇が重なり、関係者も絶望してしまったのだろう。今冬の移籍市場最終日にリバプールから南野拓実をレンタルで獲得したサウサンプトンは、2月2日に開催されたプレミアリーグ第22節でマンチェスター・ユナイテッドに0-9と完敗した。

 登録が間に合わずに南野がメンバー外だった一戦で、サウサンプトンは開始2分に退場者を出すと、ハーフタイムまでに4ゴールを献上。さらに後半も5失点を喫し、大量9ゴールを許して敗れた。

 矢継ぎ早にネットが揺らされ、打ちひしがれたのか、サウサンプトン公式ツイッターの担当者は、試合の途中で実況ツイートを放棄した。ハーフタイムに「難しい前半」と投稿していた同ツイッターは、87分にユナイテッドが7点目を挙げたところまでは経過を伝えていたが、8点目をまさかの"スルー"。終了後にスコアだけ投稿したが、コメントは添えなかった。

 途中まではリツイートが2桁、「いいね」が200未満だったが、最終スコアを伝える投稿は3000以上のリツイートを集め、7000を上回る「いいね」が寄せられた。
 
 もちろん、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の落胆も大きい。

 英衛星放送『Sky Sports』のフラッシュインタビューに応じた指揮官は、「酷い負け方だ。受け入れがたかったし、最後の5ゴールはあまりに簡単すぎた」と嘆いたうえで、同じ0-9というスコアでレスターに敗れた昨シーズンとは状況が異なると話した。

「(レスター戦と比べ)傷が小さいということはない。むしろ逆だ。またこういう結果になれば、より傷つくものだよ。だが、今のチームは当時と違っている。だからここまでは良いシーズンを送ってきた。どうやってシーズンを終えられるかを見てみよう。傷つきはしたが、もう変えられない。終わったことだ。我々には、前進し、今日以上に良いチームなのだと示すしかないんだ」

 サウサンプトンは6日の次節でニューカッスルと対戦する。南野デビューの可能性とともに、チームが名誉を挽回できるかに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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