ブンデスリーガのフランクフルトに所属する長谷部誠に対し、フロントはとうとう決断を下したようだ。

　現地紙『BILD』は、２月２日付けで「驚くべき決断が下った！ アイントラハトはスター選手ともう１年契約を結ぶ」と報じた。

　そのスター選手というのが、ほかでもない長谷部だ。クラブとの契約は2021年夏までとなっており、延長するのかどうかが現地でも注目されていた。

「守備的オールラウンダーである長谷部とフランクフルトは、契約を１年延長することが決まったようだ。春にきちんとした話し合いを行ない、契約締結を目指すとされる」

　１月18日に37歳を迎えた元日本代表MFは、今シーズンも先発に定着。これまでリーグ戦15試合に出場している。
 

　しかも、昨年12月15日のリーグ戦から長谷部が先発復帰を果たして以降、チームは８試合負け無しと好調が続いている。２月２日時点でフランクフルトは勝点33でリーグ４位につけており、ヴォルフスブルク（勝点35）、ドルトムント、レバークーゼン（ともに勝点32）などと、上位クラブに与えられる来シーズンのチャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパリーグ出場権を争っている。

　昨秋にアディ・ヒュッター監督が「夏には現役引退するかもしれない」と発言したことから去就が注目されていた長谷部だが、今もなおチームにとって重要な存在であることは間違いない。

　フランクフルトは６日にアウェーでホッフェンハイムと対戦する。シーズン後半戦も、ベテラン戦士は円熟味溢れるプレーを見せてくれることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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