「神戸さえも置き去りにした」フロンターレ戦士たちの“推定市場価格”の急騰ぶりに欧州驚愕! J1リーグのクラブ別ランキングは?

2021年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「川崎は魅力的なサッカーの代名詞」

川崎で「推定市場価格」が1位の谷口(右)と2位の三笘(左)。(C)SOCCER DIGEST

 ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』は1月29日、J1リーグにおけるクラブ別のスカッドの「推定市場価格」の合計で、昨シーズンの王者である川崎フロンターレがトップになったと伝えた。

「推定市場価格」とは、『transfermarkt』が選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的にジャッジして弾き出している評価額で、移籍マーケットにおける"価値"を示す指標として定評がある。

 同サイトは、1月中に多くのJリーガーの「推定市場価格」の"更新"を実施。「長年、シルバーコレクターだった川崎フロンターレは、日本において、いまや成功した魅力的なサッカーの代名詞となっている。それに応じて、プレーヤーの評価も上がっている」とし、一例として、1年目ながら昨季に大ブレイクしたMF三笘薫が、5万ユーロ(約625万円)から160万ユーロ(約2億円)へ3100%の大幅アップをしたと紹介した。

【画像】推定市場価格100万ユーロ超えが9人! 川崎フロンターレの最新陣容
 そして、9選手が100万ユーロ(約1億2500万円)を超えた川崎が、合計2438万ユーロ(約30億4750万円)で20チーム中トップに立ち、「資金力のあるヴィッセル神戸さえも置き去りにした」と驚きをもって報じている。

 ちなみに、川崎の中でもっとも推定市場価値が高いのは、キャプテンのDF谷口彰悟の180万ユーロ(約2億2500万円)で、前述した三笘が2位。DF車屋紳太郎、MF田中碧、FW小林悠の3人が150万ユーロ(約1億8750万円)で3位となっている

 J1リーグのクラブ別ランキングでは、川崎に続く2位が、昌子源(ガンバ大阪)と並んで国内日本人選手トップの仲川輝人(200万ユーロ=約2億5000万円)が所属する横浜F・マリノス、スカッド数が43人で最多のセレッソ大阪が3位にランクインしている。

 Jリーガー全体で1位のリンコン(350万ユーロ=約4億3750万円)と2位のアンドレス・イニエスタ(250万ユーロ=約3億1250万円)を擁す神戸は、推定市場価格の一人当たりの平均は73.8万ユーロ(約9200万円)でトップだったものの、対象選手が28人と少なかったこともあり、5位に留まっている。

【2020ー21移籍動向一覧】J1・J2・J3 新加入、退団、引退選手&監督動向まとめ

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