マドリーから“最後通告”を受けたS・ラモスがマンU移籍に動く!? 最大の功労者が中国行きを断って――

2021年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「緊張状態を終わらせたい」マドリーは…

マドリーの精神的支柱でもあるS・ラモスが退団するとなれば、小さくない話題となるが……。 (C) Getty Images

 レアル・マドリーの闘将の去就が騒がしくなっている。今年6月に契約満了を迎えるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスだ。

 2005年の夏にセビージャから入団して以来、マドリーの躍進を支えてきたS・ラモスだが、今シーズン限りで満了となる契約の更新には至っていない。

 スペイン紙『ABC』によれば、「緊張状態を終わらせたい」と考えているマドリーは、今月に入ってから同選手側に再アプローチ。2023年6月までの契約延長と、現在の年俸1200万ユーロ(約15億円)の10パーセント減となる1080万ユーロ(約13億5000万円)の"最後通告"とも言えるオファーを提示したものの、いまだ合意できていないという。

 当然、現チーム最大の功労者と称されるS・ラモスは年俸アップを要求しているとされるが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から収入が大幅に落ち込んでいるマドリーも、態度を改めるつもりはないと見られている。

 そうした状況下で、"新天地候補"が急浮上した。プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドだ。

 スペイン紙『Mundo Deportivo』をはじめとする複数メディアは、契約満了時に移籍金なしで獲得できるS・ラモスに対し、マンチェスター・Uが強い獲得意思を示していると報道。給与面でも高額年俸を準備しているとも伝えられている。

【動画】イ・ガンインがS・ラモスに食らわした衝撃の「3度蹴り」はこちら
 同じくS・ラモスのマンチェスター・U入りの可能性を報じた英紙『Mirror』は、かねてから囁かれていたパリSG行きを固辞しているという本人の下には「中国からも"メガオファー"が舞い込んでいた」と報じたうえで「家族がそれを拒んだ」とレポートした。

 現在、マンチェスター・UのCBは、27歳のハリー・マグワイアと26歳のヴィクトル・リンデロフが主にレギュラーでコンビを組んでいるが、両者ともに不安定さが否めない。そのチームに経験豊富なS・ラモスが加われば、まさに鬼に金棒だろう。

 長くマドリーを支えてきた34歳の名手が、マンチェスターへとやってくれば、エポックメーキングな契約となることは必至だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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