「決して許される行為ではない」バイエルンMFがロックダウン中にタトゥーを彫って“高額”の罰金処分に!

2021年01月31日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

刺青師の投稿によって発覚

ロックダウン中にあるまじき行為を行なったトリソ。(C) Getty Images

 現地時間1月30日、バイエルンはフランス代表MFのコランタン・トリソに罰金処分を科したことを発表した。

 トリソは新型コロナウイルスのガイドラインに違反して、今週に入ってから右腕に新たなタトゥーを入れていたことがドイツ紙『ビルト』などで報じられていた。

 すでに削除されているものの、施術中の様子を刺青師が自身のSNSに投稿したことによって発覚した。その画像からはトリソと刺青師がマスクを着用していなかったことも確認できる。

 現在ドイツ国内はロックダウンの最中にあり、そもそもタトゥー・スタジオの営業自体が禁止されているため、今回の件は情状酌量の余地はないだろう
 バイエルンのカール=ハインツ・ルムメニゲCEOはクラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

「コロナ禍にもかかわらず、ブンデスリーガが開催できていることに感謝している。ただ、その前提として、選手、コーチ、クラブスタッフはDFB(ドイツ・サッカーリーグ機構)が定めた衛生プロトコルを遵守しなければならない。今回、トリソは規則に反する行動をとった。このような行為は決して容認されるべきものではない。そのため、彼には高額の罰金を科すことにした」

 同日に行なわれたブンデスリーガ第19節ホッフェンハイム戦(試合はホームのバイエルンが4-0で勝利)終了後、この件について聞かれたハンジ・フリック監督は、「残念だね。もちろん本人は反省しているよ。ただ、決して許される行為ではなかった」と語っている。

 なお、トリソはその試合のメンバーから外れたものの、あくまでも筋肉系のトラブルが原因だとされている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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