「彼こそバルサの希望だ!」待望の“初ゴール”を挙げたリキ・プッチを名物記者が称賛!

2021年01月31日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

小兵MFの初得点はヘディングで

20節のエルチェ戦で、トップチーム初ゴールをヘディングで決めたリキ・プッチ。(C)Getty Images

 バルセロナのMFリキ・プッチが20節のエルチェ戦で、トップチーム初ゴールを決めた。1点リードで迎えた89分、フレンキー・デヨングからの柔らかいクロスを頭で叩き込んでいる。

 出場機会はまだ限られているものの、スペイン・スーペルコパ準決勝のレアル・ソシエダ戦でPK戦最後のキッカーを務め、見事チームを勝利に導いたのに続き、ここにきてインパクトのあるプレーを披露しはじめている。ロナルド・クーマン監督がダブルボランチを解体し、4-3-3システムを採り入れたことも追い風となっているようだ。
 
 そんなリキ・プッチを『ムンド・デポルティボ』紙のコラムで称えたのが、スペインの著名なジャーナリスト、シャビエル・ボッシュ氏だ。

「リキ・プッチの笑顔が輝くのは、PKを成功させたとき、あるいはバルサのトップチームの選手として初めてゴールを決めたときだけにとどまらない。彼はバルサでプレーできるだけで幸せなんだ。たとえわずかなプレータイムであってもね。ピッチに立つたびに笑顔を見せている。いまのバルサに欠けている希望を、リキ・プッチはもたらしている」

 その怖いもの知らずの性格を生意気と見るチームメイトも一部に存在するが、リキ・プッチのバルサ愛は本物だ。ネガティブな話題が続くバルサにおいて、ファンは、その笑顔に象徴される溌剌としたプレーに未来への希望を託している。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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