「エメリの下では不可能だった」久保建英の“変貌”にマドリー寄りメディアはご満悦! “冷遇した”ビジャレアルには痛烈な皮肉「クボより上の選手は5%のみ」

2021年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プラスチック製の肘掛け椅子に座って…」

ビルバオ戦で2試合連続の先発出場を飾った久保。 (C)Getty Images

 現地時間1月25日に行なわれたラ・リーガ第20節で、久保建英が所属するヘタフェは、アスレティック・ビルバオとで対戦。スーペル・コパを制して意気上がる相手に攻守で圧倒され、1-5の大敗を喫した。

 4-2-3-1の右サイドハーフで2試合連続のスタメンとなった久保も、ロングボールの多い試合展開のなか、なかなか持ち味を発揮できず。キックオフ直後に右サイドで敵のパスをカットし、開始18秒で奪った先制弾の起点になったものの、シュートはゼロで、加入後初めて不本意な結果に終わった。

 ただ、久保を保有するレアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、移籍後のポジティブな面に注目している。

【動画】現地メディアも注目! 久保のパスカットから始まった電光石火の"18秒弾"はこちら
 久保は新天地デビューとなったエルチェ戦のみ途中出場で、ウエスカ戦、ビルバオ戦と連続でスタメン入りを果たしているが、「(ウナイ・)エメリ監督のビジャレアルでは不可能だった」とし、久保の冷遇を皮肉っている。

「タケがそれを実現する唯一の方法で、最高レベルの経験を継続して得ているのは、選手とマドリーの両方にとって朗報だ。(ビジャレアルの時のように)他の95%のチームメイトより上回っているにもかかわらず、プラスチック製の肘掛け椅子に座って出番を懇願するのではなくだ」

結局、ビジャレアルでは、ラ・リーガで2試合しか先発の機会が与えれなかった。たった3試合でそれに並んだことに満足しながらも、ビジャレアルへの皮肉も忘れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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